スカイランニングとは


 

”It’s a sport born in the wild, where the logic was to reach the highest peak in the shortest time from a town or village.” 

(ISFホームページより抜粋)

 

街や村から最高峰へどれだけ短時間でたどり着けるか、と表現されているように、スカイランニングはただ山を走るというものではなく、頂に向かって最短で駆け登るという価値観が根底にある山岳スポーツです。

 

ISF(国際スカイランニング連盟)による定義では、全長の平均傾斜は6%以上で、傾斜30%を超える部分を含む山岳を駆けるもので、UIAA(国際山岳連盟)が示す登攀難易度Ⅱ(三点支持を要する)を超えない範囲とされます。

 

古くから世界各地で行われ、日本でも「登山競走」などで親しまれていましたが、近代になりイタリアの登山家で現ISF会長であるマリーノ・ジャコメッティによって「スカイランニングという名で提唱されました。

 

水平方向ではなく垂直方向を重視し、「走る」というより「駆け登る(下る)」スポーツです。また、距離や累積標高に応じてSKY(中距離)、ULTRA(長距離)、VERTICAL(登りのみ)などの種目も明確に定義されており、短いものでは標高差100mの登りで数分で勝負が決まるものや、高層ビルの階段を駆け上がるものもあります。

ISFでは毎年ルール改正が行われており、2019年以降では最長66km、競技時間は16時間以内で行われます。

 

競技会では標高2000m以上の高山やテクニカルな山岳が舞台になることが多いですが、競技会でなくても、一つの登山形態としてや、他のランニングスポーツなどの能力を高める手段としても、老若男女楽しめるアウトドアスポーツです。

 

JSA(日本スカイランニング協会)のページには歴史や種目などより詳しい説明があります。是非ご覧になってみてください。